今日はジブリアニメ『ナウシカ』のご紹介です。
この記事まで辿り着いたということはナウシカの巨神兵が好きな人ですね。
ちなみに巨神兵は「火の七日間」で世界を焼きつくした旧世界の怪物。あのビームの強さは…
この記事では、筆者の大好きな巨神兵の強さや正体について解説していきます。
風の谷のナウシカの巨神兵の正体とは?

巨神兵ははるか昔に突然出現し、「火の七日間」と呼ばれる最終戦争で世界の大半を焼き尽くしたと伝えられている巨大な人工生命体。
原作では、その正体は旧世界の人類が多数創造した人工の神として描かれています。
映画の終盤で不完全ながら復活する1体の巨神兵の迫力のあるシーンを覚えてますでしょうか?登場する時間こそ少ないものの強烈な印象でしたよね。
原作と映画では巨神兵の正体は違うの?

お恥ずかしいのですが、最近になり原作を読みました。どうやら原作では、巨神兵は破壊兵器ではなく文字通り「神」として創造されていたそうです。

たしか生物兵器でしたよね…
原作は搭乗型だった
もっと驚いたことは『搭乗型のロボット』だったこと。1巻の15ページで、ナウシカが腐海の上を飛んでいて、音がするということで慌てて何かのドアを蹴っ飛ばすシーン。
レバーとか操縦装置があるところを上がっていくと巨神兵の化石の目玉のところから顔を出します。どうやら人間の頚椎の付近あたりに乗り込みようのドアが…驚きました。
巨神兵のプロトンビームの強さ

巨神兵が口から発射したのは、プロトンビームという陽子弾であり、完全体であれば、何発でも打てる上に、彼方にある山をも吹き飛ばす威力。
巨神兵が完全体だったら王蟲にも勝てた?
映画では、不完全体の巨神兵が王蟲の集団に向けてプロトンビームを2発放つシーンがあります。そんな不完全な状態でも1発目のプロトンビームで王蟲の一部を殲滅しました。
完全体
空中も高速移動が可能で、プロトンビームは無制限に発射できる
完全体なら巨神兵が負ける要素は無いでしょう。
風の谷のナウシカの巨神兵のモデルとは?

原作の中では人工知能を持った裁判官であり
紛争を解決するために作り出した調停者とも言われております。
旧世界の人工創造物である巨神兵は、かつての「火の七日間」の実行者です。
あらゆる紛争に対処するため、「調停と裁定の神」としての役割を持っていました。
そんな巨神兵のモデルは実際に巨人兵を描いたエヴァンゲリオンの庵野秀明監督という説が有力です。
庵野秀明監督
風の谷のナウシカの巨神兵のキャラクターデザインや登場シーンの原画を担当したのは、エヴァンゲリオンの監督でもある庵野秀明監督本人。
巨神兵が不気味に揺れながら歩く様子が、スタジオジブリに入社した当時の庵野秀明監督とそっくりらしいです。
身内あるあるで巨神兵は誕生したのかも知れませんね。エヴァンゲリオンが巨神兵をモデルにしているというのもファンの間では有名な話ですよ!
最後に『ナウシカの巨神兵』のまとめ
以上、巨神兵について、原作との違いを比較しながら解説してきました。
風の谷のナウシカにおいて、巨神兵は裏主人公。この作品に欠かせないキャラクターであることは間違いないです。

巨神兵の謎を知れば知るほど、また映画を観たくなる不思議な気持ちに!
風の谷のナウシカの画像は使っても大丈夫?

スタジオジブリ様にご提供していただきました。画像は常識の範囲でご自由にお使いください。
