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【未解決事件】『罪の声』あらすじ・キャスト・ネタバレ感想

『罪の声』あらすじ・キャスト・ネタバレ感想

今日は『罪の声』をご紹介します。

かつて日本を震撼させた事件(グリコ森永事件)を元にした原作を映画化。

土井監督による作品。主演に小栗旬さん星野源さん。非常に重厚で完成度の力量ある一本です。

以下目次からどうぞ!
この記事を書いた人
  1. 映像関係の学校卒業
  2. 映画ノート歴 : 3年
  3. 大手VODはすべて加入済み
  4. アニメ・邦画・洋画オールOK
  5. 実際に観た作品をレビュー紹介

映画『罪の声』の作品情報とあらすじ

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こんな方におすすめします

オススメ度
低い
高い
年齢
10代~
20代~
30代~
40代~
50代~
対象
男性
女性

作品情報

制作年2020年
制作国日本
監督土井裕泰 
原作罪の声
出演者小栗旬
星野源
上映時間142分
実話×
オススメ度

あらすじ

新聞記者の阿久津英士は、昭和最大の未解決事件の真相を追う中で、犯行グループがなぜ強迫テープに男児の声を噴き込んだたのが気になっていた。

一方、京都でテーラーを営む曽根俊也が父の遺品の中から見つけたカセットテープには、小さいころの自分の声が録音されていた。

その声は、かつて人々を恐怖のどん底に陥れた未解決事件で使用された脅迫テープと同じものだった。そして線はすべて一つに…

『罪の声』の監督・キャスト

罪の声は豪華な俳優たちがキャストとして選ばれています。

監督

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本作を手がけた土井監督は、TBSのエースディレクターとして活躍する監督で、これまでにも数々のヒットドラマを打ち出してきました。

キャスト

阿久津英士役:小栗旬

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曽根俊也

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映画『罪の声』の感想


©2020 映画「罪の声」製作委員会

劇場型犯罪と呼ばれた事件をモデルに、当時事件に使われたテープの声の主が幼い自分であった男と、その未解決事件を追い続ける記者が、ことの真相と本当の罪とは何かを追う物語です。

あくまでも、原作小説や映画の本作もフィクションではありますが、発生日時や場所、報道された内容などに関しては史実通りに再現。

もぐさん
もぐさん

この映画の面白い点のひとつです

過去の事件を掘り返す意義

新聞記者として事件を追う阿久津英士と、自分の声が事件に使われたことで、知らぬ間に事件に関与しているかもしれないと知ったテーラーの曽根俊也の二人が、それぞれに事件を調査。

事件の真相を追うことに囚われてしまいそうになりますが、この映画は別のテーマが描かれているのだと感じる場面も。

対照的な二人の性格
  • 阿久津の台詞
    真実を明らかにすることに意義がある
  • 曽根の台詞
    面白おかしく記事にして、子どもの未来はどうなるんです

事件の真相にフォーカスしたのではなく、本作はどこに焦点を置いたのか。

それは未解決事件の真相に迫った作品ではなく、声を使われて事件に巻き込まれてしまった子どもの人生に焦点を置いたのだと思いました。

真相への追求

一方で未解決事件の真相への追求も捨てずに新聞記者の阿久津に真相を迫らせて、テーラーの曽根にテープの子どもとして当事者の役割をもたせています。

これにより2つの視点で事件に迫っていく姿が面白く非常に見応えがある作品に。

物語の中盤になると、2人で協力したり、バディ化していく流れも見応えある展開でしたよ!

もぐさん
もぐさん

続いては、劇中でも非常に胸に迫るシーンをご紹介します

テープの子ども


©2020 映画「罪の声」製作委員会

上記の通り、事件に巻き込まれた子どもの人生を描いた映画です。

劇中でも非常に胸に迫るシーンは、生島望と生島聡一郎の2人の人生

真相

真相に迫っていく阿久津と曽根俊也は、ついに当事者である生島聡一郎と接触。

30年以上の年月を経て出会った俊也と聡一郎。聡一郎は俊也と、同席した阿久津の前で逃亡生活の真実、そして望のことを語り始めます。

突然、未解決事件を追う、社会部の特集記事に参加させられることになった阿久津。

その未解決事件は、グリコ森永事件をモチーフにした『ギン萬事件』

今から35年前に日本中を震え上がらせた劇場型犯罪です。

会社の社長誘拐、そして毒入り菓子での脅迫で大金を要求するなど、マスコミを巻き込んで日本中を翻弄したまま、未解決のまま時効を迎えました。

この事件は、犯人側から、金の受け渡しの指示などに使用された音声に子供の声が使用されていました。

しかも3人の子供の声が…

子どもの声が「ギン萬事件」に利用された理由とは?

まず、ギン萬事件の犯行グループについて解説します。

ギン萬事件の犯行グループ
学生運動をしていた曽根俊也の父親の弟にあたる曽根達雄と、元刑事でマル暴だった生島秀樹、そして暴力団の青木隆一など癖のあるメンバー9人で構成されていました。

ちなみに曽根俊哉は叔父の達雄に利用されたことで、声を使用されてしまいます。

また、望と聡一郎の2人は、父親の生島から頼まれ声を使用することに。

この2人の父親の生島も犯人グループの1人です。

ギン萬事件の動機

当初、犯人グループは企業からお金を奪うことが目的ではなく、株価を操作してお金を儲けることが狙いでした。

しかし想定通り、株の報酬が増えず、仲間割れを始めます。

そして仲間割れの結果、犯人グループのリーダー的存在だった生島が暴力団員の青木に殺害されてしまいます。

まず、曽根達雄は生島の家族の自宅に行き、生島の妻や子どもたちに殺害されたことを知らせます。

青木に見つかったら皆も殺されるということで、しばらく身を隠すように、逃走の手助けをして、現金を渡します。

そして曽根達も海外に逃亡することに。曽根達雄は長年の間、望たち生島の家族が無事だと信じていました。

絶望

曽根達雄によって身を隠していた望と聡一郎と母親でしたが青木に見つかり…

青木が組長である青木組と一緒の場所で生活をさせられることに。

望はもちろん学校には行かせてもらえず、監視され、青木組が経営するスナックで母親と一緒に働かされている毎日。

弟の聡一郎も当時小学生でしたが、ずっと部屋から出れない状態でした。

驚きの事実

青木組に軟禁されていた望は、自分の夢が諦めきれず、母親と弟を残して、逃走しようとします。

そして途中までついてきてしまった弟をどうにかなだめ1人逃げますが、犯人グループの林に見つかり、トラックにひかれるように仕向けられ殺されてしまい…

小学生だった聡一郎は、林に車に連れ込まれ「静かに暮らせ!お母ちゃんも死ぬで!」と脅されます。

それから恐怖に怯えながら静かに暮らしてきた母親と聡一郎でした…

ようやく真相にたどり着いたものの、生島家が壮絶な人生を歩んでいたことを知ることに。

そんなテープの子どもたちの現在の姿をみた阿久津は、揺らいでいた「事件を追うことの意義」を確かなものへと…。

もぐさん
もぐさん

この映画は、犯人を追い詰めるハラハラした展開や、カーチェイスなどもありません。

しかしながら単調な作品でもなく、真相に迫っていく展開など非常に丁寧に描かれていてボリュームのある内容を見事にまとめていました。

【まとめ】罪の声

以上、 日本中を震撼させた未解決事件をモチーフにした映画『罪の声』をご紹介しました。

題材となったグリコ森永事件についての予備知識があるとなお楽しめると思います。

人気俳優の二人も役柄を噛みしめるような味わい深い演技をしていて物語を彩っていました。

もぐさん
もぐさん

多くの人に観てもらいたいサスペンスの傑作映画です

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