【トランスジェンダー】草なぎ剛が魅了させた「ミッドナイトスワン」死因の理由とは!?ネタバレ感想

【トランスジェンダー】草なぎ剛が魅了させた「ミッドナイトスワン」死因の理由とは!?ネタバレ感想

今日は『ミッドナイトスワン』をご紹介します。

育児放棄された少女を預かったトランスジェンダーの主人公が、次第に彼女と心を通わせていく様を描いた映画

内田英治監督による作品。心に沁みる一本です。

以下目次からどうぞ!
この記事を書いた人
  1. 映像関係の学校卒業
  2. 映画ノート歴 : 3年
  3. 大手VODはすべて加入済み
  4. アニメ・邦画・洋画オールOK
  5. 実際に観た作品をレビュー紹介
スポンサーリンク

映画『ミッドナイトスワン』の作品情報とあらすじ

Twitter

こんな方におすすめします

オススメ度
低い
高い
年齢
10代~
20代~
30代~
40代~
50代~
対象
男性
女性

作品情報

制作年2020年
制作国日本
監督内田英治
原作内田英治
出演者草なぎ剛
服部樹咲
上映時間124分
実話×
オススメ度

あらすじ

ニューハーフショーのステージに立って生活資金を稼ぐトランスジェンダーの凪沙なぎさは、養育費を当て込んで育児放棄された「一果いちか」を預かる。

セクシャルマイノリティーとして心の闇を抱えたまま生きてきた凪沙。

社会の片隅に追いやられる毎日を送ってきた一果と接するうちに、今まで抱いたことのない感情が生まれていることに気付く…

『ミッドナイトスワン』のキャスト 

ミッドナイトスワンは豪華な俳優たちがキャストとして選ばれています。

凪沙(草なぎ剛)


出典:https://midnightswan-movie.com/

本作の演技は圧倒的。トランスジェンダーの演技に対して違和感だったり不快感を覚える人はいないように感じます。

桜田一果(服部樹咲)


出典:https://midnightswan-movie.com/

本作が演技初挑戦だという彼女の圧倒的存在感。バレエを通じて才能が開花していく。

片平実花(真飛聖)


©2020 Midnight Swan Film Partners

一果が通うことになるバレエ教室の先生役には真飛聖さん。

桜田早織(水川あさみ)

ミッドナイトスワン
©2020 Midnight Swan Film Partners

一果の実母であり、育児放棄した母親役を演じたのは水川あさみさん。

主要となる登場人物は以上です。

もぐさん
もぐさん

次は映画の感想をお伝えしていきます

※以下、映画のネタバレに触れていますのでご注意してください。

『ミッドナイトスワン』ネタバレ感想

ミッドナイトスワンは苦しみにフォーカスしているため、観ていて辛くなる部分も多々あります。

あえてセリフで語らずにシーンで見せるという表現も非常に印象的。

心に残るシーン
  • ショーパブで働く凪沙は、ホルモン注射を受けに医者にかかっていますが、性適合手術を受けるために貯金している
  • 一果はバレエをやりたいのに、自分の言葉で伝えることができないため、こっそりバレエ教室の見学をしたり、代わりに部屋をキレイにすることで訴えている

その中でも、一果が凪沙に対して感情をあらわにするシーンは特に印象的でした。

親としての感情の芽生え

彼女のために新しい働き口をみつけ、容姿も変わる凪沙。

親としての感情が芽生えた瞬間に、一果の答えは「頼んでない」というもの。

その言葉を聞いて感情的になった凪沙が「あなたのために」という発言をしてしまいます。

一果は実親に言われた辛い言葉が脳によぎりショックを受けパニックに陥ります。

彼女の支えになろうと思ってした行動が、いつの間にか実母と同じ状況に。

しかし凪沙は母親のように殴るのではなく一果を抱きしめ頭を撫でるのでした。

もぐさん
もぐさん

セリフで語らずにシーンで見せるという演技に圧巻。

凪沙と一果をつなぐコミュニケーション

ようやく本当の親子のようになってきた凪沙と一果。

更に絆を深めることになったできごとは「バレエ」です。

もぐさん
もぐさん

続いては映画の軸となるバレエについてストーリーを振り返りながら解説していきます。

『ミッドナイトスワン』ストーリー解説


©2020 Midnight Swan Film Partners

トランスジェンダーである凪沙はショークラブで働き週に一度ホルモン注射を打つ日々。

そして性転換のための貯金をしながらひっそりと暮らしています。

そんな凪沙は故郷の広島から親戚の子(一果)を預かることに。

一果の実親


©2020 Midnight Swan Film Partners

どうやら広島のある町でホステスの母親にネグレクトを受けていたため、一時的に預かることになったのです。

もぐさん
もぐさん

凪沙も一時的に預かることで引き受けましたが、一果と暮らすことは凪沙にとっても大きな転機に…

一果と暮らす凪沙


©2020 Midnight Swan Film Partners

凪沙の住む東京に引っ越し、転校早々、一果は手続きで一緒に来た凪沙についてクラスメイトの男子にからからかわれ、その男子に向かって椅子を投げるという問題を起こします。

凪沙は学校に謝りになんか行かないからと一果に怒り、やさぐれている彼女とどう接すればいいのかわからないでいました。

もぐさん
もぐさん

葛藤しながらも自分と重ね一果の存在を大切に感じるように…

バレエとの出会い


©2020 Midnight Swan Film Partners

そんな一果は学校の帰り道、あるバレエ教室の前を通りかかります。

バレエに興味があり中の様子をのぞき見する一果に、先生の実花(真飛聖)は優しく声をかけ後日体験レッスンを受けることに。

凪沙に内緒でバレエ教室に通いだし、のめり込んでいく一果。

もぐさん
もぐさん

一果のバレエは人を魅了する天才の素質がありました

バレエの費用を稼ぐために

しかしバレエはとてもお金がかかります。

凪沙にバレエをやりたいことが話せない一果は月謝代を稼ぐため、同級生に撮影モデルのバイトを紹介してもらうことに。

何度か通いますが、一果がパニックを起こして客とトラブルになったことで、警察に補導され…

警察に家庭環境のことなど事細かに聞かれた一果は、泣きながら外に飛び出していきました。

そして腕を噛む一果を凪沙は抱きしめます。

もぐさん
もぐさん

凪沙はそこで初めて一果の気持ちやバレエをやっていることを知りました。

親子になるために

バレエなんてお金を持っている人がやることだと凪沙は一果をやめさせようとしますが、実花に才能ある一果を育てたいと言われ、しばらく通わせることになりました。

その夜、一果を1人にさせられないと、凪沙は店に一果を連れていきます。

おとなしくしていた一果ですが、ショーの途中で酔った客がステージに難癖をつけてきたことで、凪沙たちは客と揉め始めて…

すると、一果がおもむろにステージに上がり、踊り始めました。

店中は静まり返り一果の踊りに魅了されます。

もぐさん
もぐさん

これをきっかけに凪沙はある覚悟をします。次のシーンから涙が止まりませんでした。

なんで私だけが


©2020 Midnight Swan Film Partners

凪沙と一果はだんだんと心の距離を縮めていき、一果の才能はどんどん開花していきます。

週に一度ホルモン注射を受けている凪沙は、その副作用で体調不良が続くことがあり…

ホルモンバランスの影響と苦しい生活の中で凪沙はなんで私だけがこんな身体でこんな思いをしなきゃいけないの?と涙が止まりません。

その夜、近所の階段の手すりをバーの代わりにして練習をする一果を、凪沙はジッと見守ります。

もぐさん
もぐさん

一果のために生きようと凪沙は決意したのです

母になりたい

先生の声掛けもあって一果はコンクールに出ることになりました。

さらにお金がかかることになったので、安定した収入を得ようと女性のまま就職活動をする凪沙ですが、受け入れてもらえずにうまくいきません。

一果のためにと、お金を稼ぐため、元同僚の瑞貴に風俗の仕事を紹介してもらいます。

しかし、いざとなると全く身体が受け付けず、逃げ出してしまいました。

すると激高した客がしつこく凪沙を追ってきて揉みあいに。

その時、瑞貴が後ろから客を殴りつけ、大けがを追わせてしまい…

もぐさん
もぐさん

トランスジェンダーとして葛藤しながらも男性として働く覚悟をするのです

トランスジェンダー

一果が朝目を覚ますと、そこに短髪になって作業着を着た凪沙がいました。

凪沙は安定した収入のために倉庫で働くことにしたのです。

頼んでない

誰のために働くと思ってるのよ

かつて母親に言われた言葉と同じ言葉が凪沙から出てきた時、一果はショックを受けパニックに。

しかし、凪沙は母親のように殴るのではなく、一果を抱きしめ、優しく頭を撫でるのでした。

実の母親


©2020 Midnight Swan Film Partners

コンクールの日が迫ってきました。

レッスンを終えた一果が家に帰ると、ドアの前に産みの親の早織が座っていました。

早織は反省して自分は生まれ変わったから一緒に帰ろうと言い出します。

そしてコンクール当日。

一果は複雑な心境のまま、凪沙と一果は一緒に会場入りします。

2人とも緊張の面持ちです。

しかし決勝というプレッシャーが一果に重くのしかかり…

一果は1人トイレの中で腕を噛み、出番が来た一果はステージ上で足がすくんでしまいました。

そんな時に、

お母さん…

そうつぶやいた一果の元に、飛び出して行ったのは実親の早織でした。

もぐさん
もぐさん

凪沙は一果のために、ちゃんとした女性になって母親として迎えに行こうと決めるシーン。ただ泣けます。

女になった凪沙

数日後、凪沙はタイにいました。

性転換手術を受けるためです。

ついに女になった凪沙は、その足で広島まで一果を迎えに行きます。

息子が女性になっていることを受け入れられない凪沙の母親は半狂乱になっています。

早織は当然、一果を渡すわけにはいかないと断固拒否しますが、凪沙はこんな家に一果を置いておけないと引きません。

ついに揉みあいになる2人。

そして凪沙は間に入った従兄弟に服を引き裂かれ、乳房が露わになってしまいます。

凪沙の母親の悲鳴が室内に響きます。

私、女になったんよ。母親になれるんよ

バケモンが!

早織は家を出て行く凪沙に唾を吐きかけます。

変わり果てた姿

月日は流れ、一果は無事地元の中学を卒業し、すっかり落ち着きを取り戻していました。

バレエは実花が広島まで通い、レッスンを続けており、卒業式の日もレッスンがあります。

卒業おめでとう

実花は、一通のエアメールを一果に渡します。

それは、留学の合格通知でした。

中学を卒業したら凪沙に会いに行くと母親と約束していた通り、一果はそのエアメールを持って東京に向かいます。

以前とは違うアパートに移っていた凪沙の部屋に入ると、凪沙は荒れた部屋の中で寝たきりになっていました。

つけているおむつからは血が滲んでいます。

目もあまり見えないようでしたが、一果が手を握ると凪沙はすぐに一果だと気がつきました。

海に行きたい


©2020 Midnight Swan Film Partners

一果は部屋を片付け、凪沙に作ってもらった『ハニージンジャーソテー』を凪沙にふるまいます。

凪沙はこんな美味しいものを自分だけ食べては申し訳ないと、金魚の水槽に餌をやります。

しかし、その水槽は苔むしていて、金魚はとっくにいなくなっているのでした。

凪沙は、一果に海に行きたいと言います。

凪沙の死

一果は凪沙の身体を心配しますが、凪沙はどうしても行きたいと頼み込みます。

次の日、海岸についた2人。

せっかく女になったのに、サボってたらこんな身体になっちゃった

そして、凪沙はスクール水着で泳ぐ少女の幻影を見ます。

一果は病院に行こうと言いますが、凪沙は答える代わりに一果に踊って欲しいと言います。

お願い。踊って

綺麗…

一果が振り向いた時、凪沙は涙を流したまま動かなくなっていました。

凪沙との約束を果たすために

1年半後。

一果はニューヨークのコンクール会場に凛とした姿で現れます。

ベージュのトレンチコートに赤いブーツ。

凪沙が好んでしていた格好です。

見てて。

白鳥になった一果は、ステージに向かって飛び立っていきました。

『ミッドナイトスワン』まとめ

以上、『ミッドナイトスワン』を紹介しました。

SNSでは評判が悪かった映画でしたが、個人的には非常に心に残る作品。

改めて草なぎ剛さんをはじめとした役者の方々の素晴らしい演技に時間が経つのを忘れる不思議な感覚に…

もう一度観たいかと言ったら考えてしまいますが、自分の子どもには見せたい作品です。

COMMENT

タイトルとURLをコピーしました