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【ネタバレ感想/あらすじ】映画『サンドラの小さな家』悲惨なエンディングと未来への居場所

映画『サンドラの小さな家』悲惨なエンディングと未来への居場所

今日ご紹介する映画は『サンドラの小さな家』。シングルマザーが2人の娘のために再起していく悲しくも心暖まる感動作です。

虐待する夫から逃れて、肉体的、精神的にも追い詰められた悲運な主人公が娘を守るため、家を建てることで居場所を取り戻していく物語

この記事では物語に触れている箇所がございますので、未鑑賞の方、ネタバレを知りたくない方はご注意ください。

以下目次からどうぞ!
この記事を書いた人
  1. 映像関係の学校卒業
  2. 映画ノート歴 : 3年
  3. 大手VODはすべて加入済み
  4. アニメ・邦画・洋画オールOK
  5. 実際に観た作品をレビュー紹介

映画『サンドラの小さな家』の作品情報

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こんな方におすすめします

オススメ度
低い
高い
年齢
10代~
20代~
30代~
40代~
50代~
対象
男性
女性

作品情報

シングルマザーのサンドラ(クレア・ダン)は、虐待をする夫のもとから2人の幼い娘と共に逃げ出したが、公営住宅には長い順番待ち、ホテルでの仮住まいの生活から抜け出せない。

ある日、娘の寝る前のベッドサイドストーリーからヒントを得て、手頃な家を自分で建てようというアイデアを思いつく。

土地、資金、人材……足りないものだらけで途方に暮れていたサンドラだったが、土地と資金の提供を申し出てくれた雇い主のペギー(ハリエット・ウォルター)、偶然出会った建設業者のエイド(コンリース・ヒル)、仕事仲間やその友人たち。

少しずつ仲間を増やし、一軒の小さな家を作っていく。しかし、束縛の強い元夫の妨害にあい…サンドラは自分の人生を再建することができるのだろうか?

引用元:映画『サンドラの小さな家』公式

口コミ

社会派、胸が苦しくなる、なぜ私が家をでなかったではなくなぜ殴られたかの理由を問え、という正論

人は助け合う事で自分も助けられる。とても心に刺さりました

(Filmarksレビューより)

制作年2020年
制作国アイルランド・イギリス
監督フィリダ・ロイド
原題Herself
出演者クレア・ダン
ハリエット・ウォルター
コンリース・ヒル
上映時間97分
実話×
オススメ度

映画『サンドラの小さな家』の登場人物・キャスト

本作で、主演・脚本を担ったクレア・ダン

もぐさん
もぐさん

いわゆる天才です

出典:https://www.imdb.com/

クレア・ダン
  • 彼女の親友が家を失ったという話を聞いたことで誕生した本作の物語
  • 自分で脚本を書いているからこそ、その真に迫った演技力は高い評価を得ています
主人公

※以下、映画のネタバレに触れていますのでご注意してください。

【ネタバレ感想】映画『サンドラの小さな家』DVについて

出典:https://www.imdb.com/

冒頭はDVのシーンから始まり、センセーショナル内容で家庭内暴力を描いています

そして、女性が一人で子供2人と暮らしていくということの難しさについても…

とりあえず、サンドラの夫は”クソ野郎”としか言えない人間です。

もぐさん
もぐさん

以下のシーンは印象深く胸に残ります

DVのトラウマと救いのない社会

サンドラは、夫から虐待を受けながらも子どもたちに悲しい思いをさせないように、必死に楽しく振る舞っていました。

しかし、行き過ぎた夫のDVはサンドラの腕を折るまでに、彼女に深いトラウマを植え付けることになるのです。

逃げるようにして夫から子どもたちと一緒に離れることにしたサンドラでしたが、彼女たちを支えてくれる法律は整っていない環境

制度を使って一時的にホテルの一室で暮らすことになるも、ホテルマンからはロビーやエレベーターを使うことを断られます

公営住宅を借りようにも果てしない順番待ちがあり、行き場を失っていくのでした。

もぐさん
もぐさん

被害者が傷つけられる現実…

肉体的にも、精神的にもサンドラを追い詰めていくDV夫

冒頭でのDVに加え、夫から離れていったにもかかわらず、子どもとの面会という口実を使ってサンドラに執拗に接触してくるDV夫

娘は、父親が母親に暴力を振るう場面を見てしまったことで、面会を嫌がります。

DV夫は彼女が意図的に娘に合わせないようにしている面接権の放棄として訴えるのでした。

もぐろ
もぐろ

そして劇中でも印象的な裁判シーン

暴力を受けていたのになぜ逃げなかったのですか?

法廷でされる質問は、サンドラの心の傷口に塩を塗る形になります。

暴力を振るった夫に原因があるのに、なぜ逃げなかったのかを問い詰められるのです。

被害者を守ることが優先されるべきなのに、被害者を苦しめている現実。

DVのトラウマに苦しみながらも、ただ娘たちを守りたいというサンドラの想い。

もぐろ
もぐろ

この後の感情が高ぶるシーンは非常に印象的でした

【ネタバレ感想】映画『サンドラの小さな家』主人公の強さと仲間

この世界には頼らないと決めたサンドラは、自分自身の力で居場所を作ると心に誓います。

しかし本作を通してみると、彼女が決して一人で成し遂げたわけではないと分かります。

サンドラが彼女らしくいられたのは、救いの手を差し伸べてくれた人たちがいたからです。

もぐさん
もぐさん

サンドラの居場所作りを手伝ってくれる優しい仲間との出会い

【ネタバレ感想】映画『サンドラの小さな家』メハルの精神

出典:https://www.imdb.com/

サンドラと小さな家』では、夫からのDVを受けながらも、一方で人間の良心を信じる映画にもなっています。

コミニュティを通して、彼女の家造りに参加する仲間たちは、詳しく描かれませんが、それぞれが生きづらさを抱えていることが伺えます。

この助け合いの精神について、アイルランド伝統の精神「メハル」が関係しているそうです

本作にも登場する言葉「メハル」とは

みんなが集まって助け合うことで、自分自身も助けられる

このような意味が込められたアイルランドに伝わる精神だといいます。

まさに、この「メハル」こそがタイトルを意味していると考えられますね。

なにより彼女が、自ら一歩踏み出して誰かを頼ってみたことがすべてのきっかけです

もぐさん
もぐさん

それは彼女自身の力強さと勇気にあると思います

【ネタバレ感想】映画『サンドラの小さな家』ラストは衝撃!!

本作は、居場所を取り戻し、家と人生を建て直していったサンドラへ容赦のない展開が待ち受けています。

みんなで力を合わせて建てた家が、灰となってしまい……

絶望して倒れ込んでしまうサンドラ。彼女は再び家を建て直すことができるのでしょうか。

非常にほろ苦い余韻を残すラストになっていました。しかし彼女なら大丈夫だと信じることができます。

もぐさん
もぐさん

なぜなら、もう彼女はひとりじゃない。彼女を支えてくれる人たちがいるからです

最後に

心の持ち方で未来は変えられる。それは、昔から映画で何度も問われたことかもしれません。

この映画は、観客が最後に、サンドラと子供たちの未来を祈ることができる作品に仕上がっていることに価値があるのだと思います。

もぐさん
もぐさん

なかなかの佳作でした

以上、名作映画『サンドラの小さな家』をご紹介しました。

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