今回は『いま、会いに行きます』を紹介します。市川拓司による同タイトルの恋愛小説が原作。
死んだ筈の妻が再び戻ってきた、親子が織りなす感動の「愛」をテーマにしたストーリー
この記事では、せつないストーリーの核の部分である澪の死因に焦点を当て解説、ラストシーンなどにも触れていきつつ、天才子役のその後についてもお伝えしていきます。
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映画『いま、会いにゆきます』のあらすじ
出典:IMDb
秋穂巧(中村獅童)は「一年経ったら、雨の季節にまた戻ってくるから」という言葉を残して、この世を去った最愛の妻・澪(竹内結子)を忘れられないままに、6歳の一人息子である佑司(武井証)と暮らしていました。
その言葉の通りに一年後、雨の季節に、死んだはずの妻が現れます。
映画『いま、会いにゆきます』の作品情報
作品 | 余命10年 |
製作国 | 日本 |
製作年 | 2004年10月30日 |
監督 | 土井裕泰 |
上映時間 | 119分 |
映画『いま、会いにゆきます』の原作
原作は『いま、会いにゆきます』『そのときは彼によろしく』『恋愛寫眞』など、純愛小説で数々のベストセラーを生み出してきた市川拓司さんが書いた作品です。
市川拓司さんとは?
発達障害であることを公表していたり、想像力を作家という職業に生かしているという市川さん。
小説を書くときは、最初に物語のエンディングが映像として頭に浮かぶそうです。
映画『いま、会いにゆきます』の子役のその後は?
先にお伝えすると、現在は引退してしまったようです。
#おさらい
— ぴーたろ (@weathercock23) November 5, 2016
CSが無料でして。#演歌の女王 在りし日の #武井証 pic.twitter.com/kWupoaF2K1
本作は、オレンジレンジの『花』が主題歌です。彼らのライブ映像でも武井君が出演。
映画版もドラマ版も両方に佑司役として出演していることから、この役において武井君の存在はそれほどまでに重要なものであったのでしょう。
しかし、ここまで人気の子役が引退に至るまで、何があったかは詳細は不明ですけど、小さい頃から有名になると世間の荒波も凄そうですからね…

では、澪について考察していきます!
澪は何を知っていたのか?
出典:IMDb
劇中では、「澪はなぜ生き返ったの?」「何を知っていたの?」など謎が深る場面もあります。
ひとつずつ紐解いていきましょう。
大学に会いに来た巧を追いかけて車と衝突。
未来(9年後)にタイムスリップ
記憶を失った状態で、森に散歩に来た巧と佑司の前に現れた
自分の書いた日記があり、今の自分は9年前の澪であること、澪は1年前に死んでいること、そして再び別れが近づいていることを知る。
いなくなった後のために佑司に家事を教えたりもした
初めて巧と結ばれる
巧&佑司と涙の別れをし、廃工場の扉の前で消えた
病院のベッドで目覚める。 その時には未来に行ったことの記憶が残っている状態だった
それでも巧と生活を共にし、佑司をこの世に迎え入れることが自分にとっての一番の幸せだと考えた
ひまわり畑に呼び出し、結婚しようと告げる
1年後に9年前の自分がタイムスリップして現れることも知っているので、「雨の季節になったら帰ってくる」という内容の絵本を佑司に書き遺す
ひまわり畑で再会した時、澪はすべてのことを知っていた
命を懸けて巧を愛し、佑司を生んだ澪。「いま、会いにゆきます」というタイトルには「いま、愛に生きます」という意味も込められていたのでしょう。
澪の死因について
出典:IMDb
本も読み映画もDVDもみましたが具体的な病名は出ていませんでした。
SNSでの考察
ネット上ではいくつか考察もあったので、その中でもコメント数が多い考察をご紹介します。
澪は大学時代に、巧みを訪ねていった時に交通事故に遭って、長いこと意識不明だったのですが、あそこで死んだ、もしくは別の世界へ行った、と解釈することができるのですよね
©NTT Resonant Inc.
こちらの見解も十分あると思います。やはり事故も何かしら影響は与えていることでしょう。
終わりに
以上、竹内結子出演の名作映画『いま、会いにゆきます』の紹介でした。
一つの病気を通して、1人の人間のストーリーがあります。お互いをおもい続ける二人は感慨深い。
それにいつ観ても素晴らしい映画。もし恋愛映画のおすすめを聞かれから『いま、会いにゆきます』を紹介します。

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