映画『花束みたいな恋をした』ネタバレ!タイトルの意味やストリートビューを考察

花束みたいな恋をした

今日ご紹介する映画は『花束みたいな恋をした』です。菅田将暉&有村架純で贈る、

最高峰のスタッフとキャストが贈る不滅のラブストーリー

この記事では、そんな人気映画のタイトルの意味やラストシーンを考察、劇中の主題歌は誰などにも触れていきます。結末やネタバレを知りたくない方はご注意ください。

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映画『花束みたいな恋をした』のあらすじ

©2021「花束みたいな恋をした」製作委員会

同じ終電を逃したことから出会った、大学生の山音麦と八谷絹。好きな音楽や映画がほとんど一緒だったふたりは、瞬く間に恋に落ちて付き合い始める。大学を卒業後に同棲を始めたふたりは、環境の移り変わりに左右されないことを目標にしながら就職活動に励む。

映画『花束みたいな恋をした』の作品情報

『花束みたいな恋をした』本予告
製作国日本
監督土井裕泰
製作年2021年
上映時間124分

映画『花束みたいな恋をした』の原作

映画「花束みたいな恋をした」は、脚本家の坂元裕二さんの完全オリジナル作品。

映画の公開に合わせて発売されたノベライズ小説があります。作者はもちろん坂元裕二さん。

そして坂元裕二さんの脚本を映画化したのが土井裕泰監督です。

ちなみに、このお二人は『カルテット』でタッグを組んだコンビでもあります。

土井裕泰監督

TBSのディレクターとして活躍していることもあり、これまでにも数々の恋愛ドラマを手がけている土井裕泰監督。

2020年には、塩田武士さん原作の『罪の声』を映画化し、完成度の高い作品を作り上げていました。

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小説の違いは?

映画を小説化したものですので、ストーリー展開は同じです。

ただ、小説では”登場人物の細やかな心理描写がある”という点が映画とは違うでしょう。

映画『花束みたいな恋をした』の主題歌は誰?

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本作を鑑賞し感銘を受けたAwesome City Club が、その時の気持ちをそのまま書き下ろしたインスパイアソング。

映画の予告に流れる楽曲『勿忘(わすれな)』が主題歌。とても素晴らしい名曲です。

映画『花束みたいな恋をした』のキャスト

山音麦/菅田将暉     八谷絹/有村架純

©2021「花束みたいな恋をした」製作委員会

加持航平/オダギリジョー

絹の勤務先であるイベント会社の社長。

八谷早智子/戸田恵子    八谷芳明/岩松了

絹の親

羽田凛/清原果耶     水埜亘/細田佳央太

麦と絹がかつての自分たちと姿を重ねる。

映画『花束みたいな恋をした』見どころ

誰にとっても他愛もない時間をいい意味で普通の恋愛にして描いたことで、多くの人にとって普遍的な共感をもたらした作品になっていました。

過去形のタイトル

過去形のタイトル通り、麦と絹の2人が、出会いから別れるまでを描いています。

男女二人の「恋愛のどうしようもなさ」

奇跡のような出会いと、楽しい時間を経て2人の前に立ちはだかる、『就職』という現実。

  • 大学卒業後はイラストを仕事にしたい麦
  • 就活で圧迫面接に耐えかねた絹

思い切って同棲して2人の世界を楽しく過ごすも、親からの仕送りは打ち切られ、現実世界と否応なく向き合うことに…

ケンカすら面倒な関係

それでも二人は助け合い絹は資格をとって就職。麦もイラストの限界を感じ遅れながらも営業職に就職しました。

仕事が忙しくなると、いつの間にか好きだった趣味からも離れていってしまう麦。

2人から趣味の会話は減り、麦からでる言葉は仕事のプロジェクトや取引先の話。

一方で、「やりたいことをやりたい」と、絹は給料が下がってもイベント関係の仕事に転職します。

仕事?そんなの遊びだよ!

そんな絹に対して麦は遊びだよと言ってしまい、すれ違っていく2人はケンカすら面倒な関係になっていきます。

2人が付き合うきっかけにもなったイヤホンも、同じ空間で互いのの音を遮断するように別々のイヤホンをして過ごす時間が増える日々に。

そして「共通の趣味」がきっかけで付き合うことになった2人にとって、その趣味に対する認識がズレていくことは、別れに繋がり…

麦の心情

自分のやりたいことを選べなかった後悔と悔しさを絹に八つ当たりして『遊び』だと突き放してしまったのでしょう。

花束みたいな恋をしたのタイトル『花束』の意味とは

©2021「花束みたいな恋をした」製作委員会

花束みたいな恋をしたというタイトルですが、劇中でこんなシーンがありました。

女の子に花の名前を教わると、男の子はその花を見る度に、一生そのことを思い出しちゃうのよ

花束みたいな恋をしたとは、まさにこの言葉が表していると感じます。

ある固有名詞が相手を思い出させる

本作に登場するシーンを振り返ると、たくさんの思い出を例えて「花束」としているのではないかと思います。

  • 一緒に観た映画や好きな作家
  • 一緒に読んだ漫画や聴いた音楽

これらが全て花の名前のように、相手のことを思い出させる存在になってしまために。

ラストのストリートビュー

ラストシーンが、それを表していました。

  • ストリートビューに映された2度目の奇跡
  • 多摩川を幸せそうに歩くふたりの姿

地面に根を張っていない花束のような恋だったからこそ同時にいつか枯れる運命にあった。

しかしその美しさはいつまでも残り続ける、ストリートビューに記録された二人の姿のように。

まとめ『花束みたいな恋をした

以上、菅田将暉&有村架純で贈る『花束みたいな恋をした』をご紹介しました。

ストリートビューに掲載された二人の恋は、その高まりを残したままネット空間で保存され続けるのでしょう。

若者の心や現代人の生き方を見事に描いて見せた素晴らしい作品でした。

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