今回ご紹介する大人気アニメ映画はイノセンス。BS12「日曜アニメ劇場」にて、3月28日に放送され再び大反響を呼びました。

映像美はアニメを遥かに超えている

正直、理解できていないけど面白かった
ストーリーは前作の3年後の話。この記事ではそんな大人気アニメのストーリーを解説しつつ、キーワードの引用についても触れていきます。
映画館で毎回1,900円も支払っていませんか...
実は誰でもお得に映画を観れる方法があります。
▶︎▶︎ 上映中の映画を安く割引価格で鑑賞する方法 ◀◀
やり方は簡単!上のリンク先の記事を読んでください。
アニメ映画『イノセンス』はこんな方におすすめします
アニメ映画『イノセンス』の作品情報
制作年 | 2004年 |
制作国 | 日本 |
監督 | 押井守 |
脚本 | 押井守 |
声優 | 大塚明夫 田中敦子 山寺宏一 竹中直人 |
上映時間 | 100分 |
実話 | × |
オススメ度 |
アニメ映画『イノセンス』の登場人物
『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の続編にあたり、スタッフや声優陣、そして設定や登場キャラクターなどの多くは前作から引き継ぐ形となっています。
バトー(主人公)
- 今作では片腕に散弾銃を装備
- 特徴的な両目の義眼を含め
ほぼ全身を義体化 - 公安9課に所属する
元レンジャー出身のサイボーグ
トグサ(仲間)
- 元刑事
- 素子に代わってバトーの相棒
- 情報収集能力に優れている
荒巻大輔(リーダー)
- 公安9課の創設者であり代表者
- 犯罪に対する確固たる信念をもつ
- 頼れる存在
キム(敵)
- 独自の美学と厭世観を持つ元軍人
- 機械仕掛けの屋敷で暮らしている
- ハッカーとなり犯罪に手を染める
ハダリ(事件のきっかけ)
- 最新型のガイノイド
- 正式名称は”Type2052 HADLY”
- 普通の少女のようにみえるほど精巧な人形
アニメ映画『イノセンス』のあらすじ
2032年・・・
電脳の海に消えた草薙素子の失踪から3年後の物語
ガイノイドという人形による殺人事件が発生
ガイノイドはロクス・ソルス社が開発した量産型の人形。そのロクス・ソルス社が怪しいと公安9課である攻殻機動隊のバトーと相棒トグサが捜査に乗り出しました。
ハダリによる事件の示談が速やかすぎることで、被害者の中に政治家や公安関係者が含まれており、この事件をマークをしていました。
バトーがその圧倒的な戦闘力でハダリを制圧すると彼女は自爆…、その間際、バトーは「助けて」という少女の悲痛な叫び声を聞きます
殺人を犯したガイノイドを検死した検視官ミス・ハラウェイを聴取
バトーとトグサの二人は、ハダリの残骸を調査しに鑑識へやってきました。殺人が起きた背景について人間が人形を捨てるからよと言いガイノイドがセクサロイドであったと証言。
そして再び殺人事件が発生…!!
ハラウェイに賛同できない二人は次の現場に向かいます

「人間のために作られたはずのロボットがなぜ人間を襲ったのか」
電脳を駆使し自分の脳を攻撃する”ハッカー”の妨害に苦しみながら、バトーは事件の真相に近づいていく…
アニメ映画「イノセンス」ネタバレ解説
※以下、ネタバレに触れていますのでご注意してください。
紅塵会
ハダリの被害者の中には暴力団の”紅塵会”の構成員も含まれており、殺人事件は紅塵会による報復と推理したバトーは自ら乗り込みに行きます。
そして証拠は掴んだものの、紅塵会に乗り込み死者を多数出してしまいました。当分は9課のバックアップなしに二人だけで事件を調査するよう言いつけられることに
敵
その後、ガブリエルの餌を飼いに食料品店へと入ったバトーの耳に、「キルゾーンに踏み込んでるわよ」という謎の声が届いてきました。
どこか聞いたことがある気配を感じバトーは電脳をハッキングされて意思を乗っ取られてしまいます。
店内で腕を銃で吹き飛ばし暴れてしまい…、ようやく自我を取り戻しました。紅塵会での出来事の後すぐ襲撃を受けたのは、今回の事件が単純なものではないと確信…
ハッキングを仕掛けてきた人物に心当たりのあるバトーはトグサと共に、ロクス・ソルス社の本社もある択捉経済特区へと急ぎました。
黒幕
択捉に到着した二人は電脳ハッカーであるキムの屋敷を訪れることに。トグサは屋敷の中を進むうち電脳をハッキングされてしまいます。
しかしバトーの機転により、屋敷のトラップを潜り抜け書斎にいるキムの元へとたどり着きました。問答の末、キムとロクス・ソルス社との繋がりを突き止めたバトーとトグサ。
ハダリ事件の真相に近づくバトーの妨害をするためキムをけしかけた黒幕は、ロクス・ソルス社だとわかりました。

そして新たな問題が…
再会
バトーは証拠を手に入れるため、ロクス・ソルス者のアンドロイド工場がある巨大な船を目指します。陸上からのバックアップをトグサに任せ、バトーは単身船に潜入。
しかし敵が用意した攻性防壁や警備兵からの攻撃を受けピンチに…そこに現れたのは衛星経由でハダリの身体にロードされた草薙素子でした。
協力して船内の制御システムを制圧し、船ごと証拠として持ち去る計画を明かす素子。
真実
アンドロイド製造工場の中で見つけたのは装置に繋がれた少女でした。少女は”ゴーストダビング“という禁止された非人道的技術の犠牲者だったのです。
ハダリの挙動にリアリティを持たせるため紅塵会のルートを利用して密輸入した少女を洗脳し、ゴーストをハダリにコピーしたロクス・ソルス社。
自分の脳が焼き切れ人形になってしまうことを恐れた少女がハダリを暴走させたというのが事件の真相でした。
別れ
前作のラストで「身体」から解き放たれた素子…事件の解決後に再会した素子との別れ際、バトーは一言「いまの自分は幸福だと思うか」と素子に問います。
今の自分には幸福や葛藤という概念はない、それでも「貴方がネットにアクセスするとき、私は必ず貴方の傍にいる」とバトーに言い残し再び姿を消しました。
GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊について
イノセンスの内容を理解する上で欠かせないのが、前作のアニメ映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』
現代社会にも通じるテーマを描いたイノセンスを含む攻殻機動隊シリーズをぜひご覧ください。
アニメ映画「イノセンス」引用について
各キャラクターの台詞には「偉人や哲学者の言葉」をそのまま引用したものが多用されています。
監督自身の言葉ではなくこのような引用にキャラクターの思想を乗せてしまったことで、物語全体を難しく感じるという意見もありました。
しかしストーリーが難解な点については評価が分かれますが、公開から何年たっても映像美や表現方法は高く評価されているようです
以上、大人気アニメ映画『イノセンス』をご紹介しました。
31日以内の解約でお金はかかりません
無料ポイントを使えばお金はかかりません