海外の映画を見るときに大論争が巻き起こることがあります。字幕派?吹き替え派?問題です。
子どもと海外の映画を見るときに字幕と吹き替えどちらにするか迷いませんか?
- 英語のリスニングを考えると字幕かな…
- 子供が楽しめないから吹き替えの方が…
どちらの理由ももっともですし、決めかねてしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、子どもと映画を見るときの字幕や吹き替えのメリットやデメリットを紹介します。
字幕派?吹替派?

映画好きの僕にとって、好きな映画は字幕と吹替どちらも見るので気にしたことはありません。
しかし、映画の話題になると熱くなって「字幕派」「吹替派」と主張してくる方が結構います。
子どもと海外の映画を見るときは字幕派?吹き替え派?
お子さんが小さいうちは、吹き替えというご家庭も多いようです。
小学校に入り読める字も増えて、少しずつ集中力もついてきたりすると字幕の映画でも楽しめるようになります。
字幕版のメリット

- 俳優の肉声を聴くことができる
- リスニングの勉強にもつながる
- 翻訳できない言葉がある
メリットは上記の通り
詳しく解説します。
俳優の肉声を聴くことができる
好きな俳優や女優さんの声を聞きながら映画を楽しみたいという方も多いと思います。
海外の俳優の声を聞ける字幕版は、英語が分からなくても、その俳優が演じている雰囲気、言葉の抑揚などから伝わる感情が理解できると言われ、よく字幕派最大のメリットとして挙げられます。
リスニングの勉強にもつながる
海外の映画を見ながら英語を勉強する方も多くいると思います。
僕の知り合いにも映画で英語を勉強したという人はいましたが、簡単に英語を習得できるほど甘くはない…でも学べることはメリットです。
翻訳できない言葉がある
英語が分かる前提のメリット。言葉のニュアンスが挙げられます。日本語にある言葉が外国にはなかったり言語というのは面白いですよね。
吹替になってしまうとどうしても日本語に変換されてしまうので、実際のニュアンスというのが伝わらないことがあると思います。
字幕版はこんな方におすすめ
字幕で映画を楽しむには、読む力が必要です。
読むスピードが遅い子、まだ会話があまり多くない子だと、字を追うので精一杯になる可能性があり、映画そのものが楽しめるなくなると思います。
逆に言えば読むことの障壁にならないので、字幕版の映画を楽しむことができると思います。なにより英語のリスニングにつながることはメリット。
吹き替え版のメリット

- 俳優の肉声を聴くことができる
- リスニングの勉強にもつながる
- 翻訳できない言葉がある
吹き替えのメリットは上記の通り
詳しく解説していきます。
映像に集中できる
個人的には最大のメリット。 字幕を追う必要がないので映画そのものに集中して見ることができます。
小さな子どもでも見られる
字幕だと子供がついていけなかったり読めない漢字があるので、子供にとっては吹替でみることはメリットも多くあります。
馴染みの声優で慣れている
俳優には担当の声優が決まっている人もいるので、吹替の方がスッと入ってくる場合があります。
吹き替え版はこんな方におすすめ
吹き替え版のメリットは日本語になっていること。字幕の漢字がまだ読めない子どもなどにも受け入れられやすいという点が挙げられます。
ニュースにもなりましたが、話題性のために俳優を起用することが多くあります。そうすると原作の声の方がいいと気になってしまう方もいるようです。
最近は俳優専属の声優がいたりハリウッド俳優が吹替担当を指名するなどの対策もされています。
字幕版だとなかなかついていけないお子さんやストーリーに集中したい方におすすめです。
迷ったら、 字幕?吹き替え? 両方試してみるのもおすすめ
これまで見てきた通り、字幕や吹き替えにはどちらもメリットがあります。
小さいお子さんであれば、吹き替えの方がいいでしょうが、大きくなってきたら字幕を試してみるのもおすすめですね。

実際に試すことでわかったこと
- 物語が複雑でなければ字幕にする
- 動きを楽しみたいなら吹き替えにする
両方を試してみると子どもがどう感じるか、好みや傾向も共有できるようになってきます。
【まとめ】映画は字幕か吹き替えか…
以上、子どもと映画を見るときは字幕派?吹き替え派?についてご紹介しました。
- 字幕は英語の勉強になり、原作に近い形で映画を楽しめることです。
- 吹き替えは、小さなお子さんでも楽しめること、映像やストーリーに集中しやすい
どちらを選んでも、映画は子どもたちの心を豊かにするものだと思います。週末に時間があれば、お子さんと一緒に海外の映画を見てみませんか?